第1回の公認心理師の試験に合格し、名乗ることが出来るようになりました。
心理士にとって待望の国家資格です。


普通の人は、こころを見る医師なんだから心理的なアプローチは当然専門分野なんだろう、と思うと思います。
しかし実際は、医師としての教育には心理学という分野はほとんど無い、といっても良いという状況です。
私も、精神科医になった頃は、医学としての魅力を主に感じていて、お薬の治療の勉強が中心でした。
その後、修行をしている中で、壁にぶち当たり、お薬ではどうにもならない心理的な問題も重要だと気づいたのでした。そこで、お薬があまりきかない、子どものこころの問題や、お酒などの依存の治療に取り組みました。
ただ、心理的な勉強はなかなか難しく、臨床心理士の資格をとることで、その世界に入門したように思います。
その後、認知行動療法など心理的なアプローチなども実践し、今回の公認心理師の試験で無事に合格することが出来ました。
試験は初回ということもあり、色々と賛否両論でしたが、私としては、実践的な問題を多く出した事は非常に良いことだな、と感じました。

公認心理師という今回の新しい国家資格は、今後ますます心理的なアプローチは重要になっていく1つのポイントであると思いますので、私のクリニックでは、心理的なアプローチを重視したこころの治療を心がけつつ、心理師の先生とも連携をして、良い医療、心理療法を地域に貢献できるように頑張りたいと思います。