こんにちわ。もうすぐ元号も変わるということで、世の中があわただしくなっていますね。お祭りムードでもありますが、そのために忙しくて大変という方もいるのかと思います。5月は「5月病」というように、4月から新年度が始まり緊張していたものが、ゴールデンウィークの長期休暇で一気に出てきてしんどくなってしまうことが多い、といわれています。今年は非常に長い連休ということもあり、連休明けは心の調子にも気を付けていただければと思います。朝なんとなく起きにくい、食欲がない、夜眠れない、いらいらする、何もする気が起きない、などは心の不調のサインの場合があります。続くような場合は、お気軽にご相談ください。

実は、私は水曜日は「産業医」としてのお仕事をしています。「産業医」という仕事自体、ご存じない方も多いかと思いますが、産業医とは、職場で従業員の健康を維持するためのアドバイスや、危険なところがないかを相談をしたりする仕事です。(従業員が50人以上の職場にはおられるかと思います。)

最近では、職場でうまく仕事ができない、人間関係が辛い、時間外労働が多い、などの心の相談などが多くなってきています。職場でのメンタル不調の改善には、こころの主治医と、産業医の連携が重要だと感じます。

産業医として、メンタル不調を事前に防ぐようなお手伝いをしつつ、こころの主治医として、しっかりと復職できるように治療する、産業医との連携も行っていく、そんな治療を行っていきたいと考えています。